皆さんこんにちは!
横浜市港北区でパーソナルトレーナーをしているワタナベと申します。
今回のブログは朝食は本当に必要かどうかです。
実際お客様から「朝食を取ったら太ってしまうのではないか?」
と言った質問をされることがよくあります。
なぜ重要なのか、本当に必要なのかを今回まとめていきいますので是非参考にしてみてください。
朝食を食べないことによるメリット
まず今回はあえて食べないことによるメリットについて最初にまとめいこうと思います。
摂取カロリーを下げられる
まずは単純にこれですかね。摂取カロリーが下げられます。
摂取カロリーが全体の消費カロリーよりも低いことはダイエットにおいて原点にして頂点な考えです。
逆にこれができていない場合、痩せることは不可能です。
朝食を取らないと言うことはシンプルに食事のタイミングが一度減ると言うことですから当然そうなります。
内臓を休ませれる
これは全員に当てはまるわけではないですが、現代人の場合は結構当てはまる人が多いのではないのかなと思います。
暴飲暴食をすると疲労感や胃もたれ、肌荒れといった症状が出ることがありませんでしょうか?
これは胃、腸などの消化器官や肝臓といった内臓の疲れが原因となっている可能性があります。
1日3回の食事をガッツリと食べる方やお酒をよく飲むといった方の消化器官、肝臓は常にフル稼働の状態であり、非常に疲れやすいという特徴があります。この内臓疲労の影響により、前述の疲労感などの症状が現れるようになります。
内臓の酷使により、疲労感を覚える理由ですが、消化吸収能力の変化が挙げられます。内臓疲労に陥ると口から摂取した食べ物を消化吸収する機能が低下し、栄養不足になります。その結果、体はエネルギー不足の状態となり、疲労感を覚えるようになります。
体がエネルギー不足に陥ると自律神経の乱れも引き起こすため、イライラなどの気分の不調を招くこともあります。朝食抜きの生活はこのような内臓疲労による弊害を防いでくれる可能性があります。
前日の夕食から翌日の昼食までは胃や腸に負担のかかる食べ物、飲み物が入ってこないため、内臓もゆっくりと休むことができ、正常な機能を維持しやすくなるという考え方ができると思います。
サーチュイン遺伝子の活性化
これはかなり専門的な話になってしまいますがサーチュイン遺伝子というものがあります。
サーチュイン遺伝子は2000年に米国のマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガランテ教授が酵母の中から発見した遺伝子です。
私たち人間は約60兆個ともいわれる全身細胞が日々分裂を繰り返すことで、生命活動を行っています。そして人が一生のうちで細胞分裂できる回数には制限がありますが、それを決めているのがテロメアと呼ばれる部分です。
このテロメアが長い人ほど、多くの細胞分裂が可能であり、短い人ほど少なくなります。長寿遺伝子とも呼ばれるサーチュイン遺伝子はテロメアの消耗を防ぐ力があるため、細胞の老化を遅らせることが可能となります。
サーチュイン遺伝子を活性化させるには「カロリー制限」が有効であることが、マウスの実験からわかっています。つまり朝食を抜き、1日の摂取カロリーを減らすことで、サーチュイン遺伝子が活性化する可能性が高いということです。
サーチュイン遺伝子が活性化すると以下のような効果できます。
- 活性酸素を除去してガンの発生を抑える
- 動脈硬化予防
- 高血圧予防
- メタボリック症候群予防
- 脂肪肝予防
- 糖尿病予防
- 心筋梗塞発症のリスク軽減
などがあります。
朝食をとらないデメリット
ここまでは取らないメリットを紹介してきましたが、次は取らないデメリットを紹介していきます。
血糖値の上昇が起きやすくなる
朝食抜きの生活を行うと血糖値が下がり始めるため、体内では血糖値を上げる働きをするインスリン拮抗ホルモンの分泌量が増えます。
このように私たち人間の体は血糖値が下がり始めたら、自然に血糖値が高まるようになっていますが、朝食抜きの弊害はここにあります。
朝食を抜いた場合、昼食を食べる頃にはインスリン拮抗ホルモンによって血糖値が上昇しやすくなっています。つまりこのタイミングで昼食を食べてしまうと、血糖値が通常よりも高くなるということです。
昼食によって急上昇した血糖値を下げるために、インスリンが大量に分泌され、血糖値を下げようとします。
しかし、今度は大量のインスリンによって血糖値が急激に下がり、その結果としてまた大量のインスリン拮抗ホルモンが分泌されるという悪循環に陥りやすくなってしまいます。
このような血糖値の急上昇、急降下は体への負担も非常に大きく、何より肥満になりやすいです。
自律神経が乱れる可能性
朝食を抜くことで自律神経の乱れを引き起こす可能性もあります。
自律神経は心臓や血管の循環器、胃や腸といった消化器、肺や気管支の呼吸器などを正常に機能させるために、24時間働き続けている神経です。
自律神経には活動時や昼間に活性化する交感神経、夜のリラックス時などに優位になる副交感神経があります。
自律神経の乱れとはこの2つのバランスが崩れたときに起きるものであり、体にさまざまな不調をもたらすことがわかっています。
自律神経が乱れる原因は夜ふかしや暴飲暴食といった不規則な生活、ストレスなどさまざまなものがありますが、そのうちのひとつに朝食抜きが挙げられます。
朝食を抜くことで、体内時計が正常に働かなくなり、その結果として自律神経の乱れも引き起こすことになります。自律神経は体温調節などの役割も担っているため、朝食抜きの生活は冷え性にもつながる可能性があるでしょう。
筋肉が減少してしまう可能性
朝食抜きによって脳にブドウ糖を送ることができないようになると、まず肝臓で蓄えられたグリコーゲンが使われるようになります。そしてこのグリコーゲンが枯渇すると、次に筋肉のエネルギーが使われていきます。
つまり朝食抜きは一歩間違うと筋肉量の減少につながり、さまざまな弊害を引き起こすということです。
筋肉量の減少に伴うデメリットとしては基礎代謝の低下、運動能力の低下などが挙げられます。筋肉はじっとしていても消費される基礎代謝の約2割を占めています。
あくまで可能性のはなしです。必ずしもそうなるわけではありません。
ですが可能性としてそうなる可能性があるならば食べるに越したことがない気がします。
例えばメリットで話したカロリーの話は単純に食べるものを気をつけて1日全体でのカロリーをしっかりできていれば問題ないですし、内臓の問題も食べるもの(揚げ物やお酒)などダイエット中は前提として控えるべきです。
サーチュイン遺伝子に関しては当たり前ですがダイエット中はカロリー制限をしている状態なので気にしなくても大丈夫です。
以上の理由から私は絶対的に朝食は必須だと思います。
今回は以上になります。
この記事で皆様の理想の身体に一歩でも近づけたら幸いです。
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